フンデルトヴァッサー
舞洲ゴミ処理場 vol.1
故フンデルト・ヴァッサー氏の
デザインの建物が大阪にありま
す。その一つがこの舞洲にある
ゴミの焼却施設。今や大阪市の
税金無駄使いの代表の一つとし
て有名になってしまった。
しかし、一般的にごみ焼却場の
建設は周辺住民から反対されが
ちです。その施設を楽しく親し
みを持ってもらうのにはこうい
うものもあっても良いのではな
いでしょうか。個人的にはこう
いうデザインにお金を使うこと
は必要だと思います。文化財と
言うと言い過ぎかもしれません
が、どうでも良い様な建物にお
金を使うのであれば優れたデザ
インの建物に使うべきでしょう。
ヴァッサー氏のデザインは一見
派手で奇抜なイメージを受けて
しまいがちですが、実は自然を
愛し、大切に思っているのです。
雨や木の循環を考え、人工的に
作った建築物が自然に変わる事
を望んでいるのではないでしょ
うか。彼の気持ちを胸に改めて
見てみると違って見えることと
思います。
舗道横の緑地帯のプ
ロムナード。
営業時には誰でも散
歩できます。と言っ
てもこの辺を散歩し
ている人はいないで
しょうけど・・・
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外から見ているとあまり分からないですが上に
はグリーンがあります。この屋上緑化は建物の
屋根断熱になっています。
エントランスホール
の床。
自然に平らなところ
は無いと言うことで
床はうねっている。
但し、日本では受け
入れにくいので端く
らいしか実現しにく
いのが現実。
エレベーターホール
モザイクタイルで縁
取られています。
これを無駄と言って
しまえばそれまでな
のです。